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SUPER GT 2025 ROUND 4 FUJI

■レース1:8月2日/レース2:8月3日

■開催地:富士スピードウェイ(静岡県)

■レース距離/時間:レース1 35周/レース2 50分間

SUPER GTのシリーズ戦で初のスプリントレースが開催 ミシュランタイヤは本領発揮に至れず

2025年SUPER GT第4戦富士は、30年以上の歴史を持つこのGTカーレースのシリーズ戦としては初めて、途中にピットストップを挟まないスプリントレースとして行われました。土曜日にはレース1の予選と決勝、日曜日にはレース2の予選と決勝がそれぞれ実施されるという特別なフォーマットでの開催でした。
ミシュランが今シーズンのSUPER GTでタイヤ供給を行っているGT300クラスの2台のパートナーチーム車両ですが、No.20 シェイドレーシング GR86 GTは、レース1には清水英志郎が出場し16位、レース2には平中克幸が出場し21位に。そしてNo.30 apr GR86 GTは、レース1には織戸 学が、レース2には永井宏明がそれぞれ出場し、どちらも24位でのフィニッシュとなりました。

GT300 RACE 1 FINAL RESULT - TOP 6 & MICHELIN Partners

POS.

No.

CAR

DRIVERS

TIRE

TIME / GAP

1

777

D'station Vantage GT

チャーリー・ファグ

DUNLOP

59'06.170

2

4

グッドスマイル 初音ミク AMG

片岡 龍也

YOKOHAMA

+ 0'00.785

3

65

LEON PYRAMID AMG

蒲生 尚弥

BRIDGESTONE

+ 0'01.235

4

7

CARGUY FERRARI 296 GT3

小林 利徠斗

YOKOHAMA

+ 0'01.778

5

52

Green Brave GR Supra GT

吉田 広樹

BRIDGESTONE

+ 0'04.828

6

2

HYPER WATER INGING GR86 GT

平良 響

BRIDGESTONE

+ 0'05.638

16

20

シェイドレーシング GR86 GT

清水 英志郎

MICHELIN

- 1 Lap

24

30

apr GR86

織戸 学

MICHELIN

- 1 Lap

GT300 RACE 2 FINAL RESULT - TOP 6 & MICHELIN Partners

POS.

No.

CAR

DRIVERS

TIRE

TIME / GAP

1

777

D'station Vantage GT3

藤井 誠暢

DUNLOP

50'58.204

2

2

HYPER WATER INGING GR86 GT

堤 優威

BRIDGESTONE

+ 0'01.271

3

65

LEON PYRAMID AMG

菅波 冬悟

BRIDGESTONE

+ 0'03.160

4

5

マッハ車検 エアバスター MC86 マッハ号

木村 偉織

YOKOHAMA

+ 0'11.490

5

4

グッドスマイル 初音ミク AMG

谷口 信輝

YOKOHAMA

+ 0'14.111

6

52

Green Brave GR Supra GT

野中 誠太

BRIDGESTONE

+ 0'14.880

21

20

シェイドレーシング GR86 GT

平中 克幸

MICHELIN

+ 1'14.900

24

30

apr GR86 GT

永井 宏明

MICHELIN

+ 1'50.987

SUPER GT第4戦 富士 シェイドレーシング GR86 GT

土曜日のレース1はGT300クラスとGT500クラスの混走による35周のレースとして、日曜日のレース2は各クラス単独の50分間レースとして行われました。5月のテストで車両火災に見舞われ、大掛かりな修理を経て今大会から戦線に復帰したNo.20 シェイドレーシング GR86 GTは、サーキットのスポーツ走行枠で走って車両の機能確認を行えた程度の状態での出場でしたが、レース1、レース2ともにレーシングスピードでしっかり走り切ってみせました。

土曜日のレース1、日曜日のレース2ともに、決勝中における気温は最高で32℃、路面温度は最高で40℃。猛暑続きであった8月上旬の日々の中では若干低めの数値であり、ミシュランが事前に立てていた予測も下回るものでした。そのことは、タイヤのパフォーマンスの発揮に少なからず影響を与えました。

この週末に用意することが認められたドライコンディション用タイヤは各車両に5セット(20本)ずつでした。予選で使用したタイヤで決勝をスタートしなければならない、というSUPER GTならではのルールは今大会にも適用され、予選で各車が履くタイヤにはセッションを迎える前にマーキングが施されました。

土曜日のレース1におけるNo.20 シェイドレーシング GR86 GTは清水英志郎がドライブを担当しました。予選では13位と、今シーズンのこれまでの同車の予選ベストリザルトを獲得。決勝では、一時は11番手にまで上がり、レース後半にポジションを落としたものの、それでも16位でフィニッシュしました。

SHADE RACINGは、新車を作るのに匹敵するほどの大掛かりな修復作業を2カ月強という限られた期間の中で行い、今大会に間に合わせました。日曜日のレース2では平中克幸が同車のステアリングを握り、予選は22位に。決勝では、オープニングラップで順位を落としたものの、その後挽回し、21位で走り切りました。

No.30 apr GR86 GTには、レース1では織戸 学が、レース2では永井宏明が乗り込みました。今大会のGT300クラスの予選は通常のシリーズ戦のように2つのグループに分けることなく行われましたが、30号車の予選結果はレース1では25位、レース2では26位。決勝結果は、レース1、レース2ともに24位に終わりました。

レース1、レース2ともに、路面温度が予測していたものより低いレンジとなり、持ち込んだタイヤの性能を十分に発揮させるに至らずに終わることとなりました。全体的に見ても自らに期待しているパフォーマンスレベルに達することができておらず、ミシュランは競争力を上げていく努力を続けてまいります。

SUPER GTの通常のシリーズ戦とは異なり、公式練習、予選、決勝を土曜日と日曜日にそれぞれ行うというフォーマットで今大会は開催されました。両日ともに決勝は、ひとりのドライバーがスタートからフィニッシュまでを途中のピットストップなしに走り切るスプリントレース形式。土曜日のレース1は通常のSUPER GT戦と同様にGT500とGT300の2クラス混走ですが、日曜日のレース2は両クラスを別個のレースとして実施。レース1は周回数を35周と定めた距離制で、レース2は50分間の時間制で行われました。

なお、前戦までの獲得シリーズポイントに応じてウェイトハンデを課すSUPER GT独自のサクセスウェイト制度は今大会では例外的に適用されず、全車がウェイトなしの状態で走行しました。

【レース1】

土曜日も日曜日も、公式練習、予選、決勝のすべてのセッションを1日のうちに実施するフォーマットとされた今大会。8月2日(土)のレース1における2台のミシュランタイヤ装着車ですが、No.20 シェイドレーシング GR86 GTは清水英志郎、No.30 apr GR86 GTは織戸 学が、それぞれのマシンのこの日のすべてのドライブを担当しました。

GT300クラスのレース1予選は午前11時40分から20分間で行われ、28台全車が一斉にタイムアタックを繰り広げました。その中で、No.20 シェイドレーシング GR86 GTは13番手のタイムをマーク。もう一台のミシュランタイヤ装着車であるNo.30 apr GR86 GTは25番手タイムに留まりました。

午後3時15分に開始された決勝では、ライバル車両の後退などにより、No.20 シェイドレーシング GR86 GTが11番手と、トップ10圏内を目前とする順位を走りました。しかし、レースの半ばから、コースに雨粒が降り落ちる天候に。路面温度が低下して40℃を割り込むようになり、No.20 シェイドレーシング GR86 GTが履くハードコンパウンドのタイヤにはマッチしないコンディションとなっていきました。No.20 シェイドレーシング GR86 GTはタイムダウンを最小限に抑えながら走り続け、16位でチェッカーを受けました。

No.30 apr GR86 GTは、レースの大半を24番手前後で走行。レース中盤には22番手まで順位を上げましたが、これは一時的で、最終的には24位でフィニッシュしました。

【レース2】

8月3日(日)のレース2では、No.20 シェイドレーシング GR86 GTは平中克幸が、No.30 apr GR86 GTは永井宏明がそれぞれステアリングを握りました。午前11時40分からの20分間の予選では、No.20 シェイドレーシング GR86 GTが22位、No.30 apr GR86 GTが26位となりました。

午後2時15分にフォーメーションラップが開始された決勝は、前日のレース1と違って、GT300クラスの単独レースとして行われました。No.20 シェイドレーシング GR86 GTはオープニングラップで2つ順位を落としてしまいましたが、その後ポジションを3つも上げ、50分間にわたるピットストップなしのレースを21位でフィニッシュ。No.30 apr GR86 GTはオープニングラップでひとつ順位を上げると、その後もさらにひとつポジションアップを果たし、24位でゴールしました。

■日本ミシュランタイヤ モータースポーツダイレクター 小田島広明のコメント:

「今週末に向けて我々が用意したドライコンディション用のタイヤですが、20号車にはハードのみを用意しました。一方、30号車にはハードとミディアムを持ち込んでいましたが、実際にはレース1とレース2の全セッションでミディアムタイヤを使用しました。
 我々は2台のパートナーチーム車両にそれぞれ異なるタイプのタイヤを用意しましたが、路面温度と気温が我々の想定よりもやや低かったため、2日間を通して、どちらのスペックも本来の性能を発揮する状態に至れませんでした。この週末で得られたポジティブなこととしては、テスト中に大きなダメージを受けた20号車が、修理が間に合って今回のレースに出場できたことがあります。いわばシェイクダウンのような週末だったわけですが、SHADE RACINGはさしたる問題を起こすことなく2日間の全走行を乗り切り、2レースともに完走しました。彼らには最大限の賛辞を送りたいです。チームの努力は計り知れないものでした」