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SUPER GT 2025 ROUND 5 SUZUKA

■予選:8月23日/決勝:8月24日

■開催地:鈴鹿サーキット(三重県)

■レース距離:300km(51周×5.807km ※GT300クラスは49周)

20号車は車両火災、30号車はアクシデントに泣き
ミシュラン勢には不運な週末に

日本で最も高い人気を誇るモータースポーツシリーズであるSUPER GTシリーズの2025年シーズン第5戦が鈴鹿サーキットで開催されました。ミシュランは今シーズンのSUPER GTにおいてGT300クラスに出場する2台のパートナーチーム車両にタイヤ供給を行っていますが、そのうちの1台であるNo.20 シェイドレーシング GR86 GT(平中克幸/清水英志郎)はウォームアップセッション中に車両火災に見舞われ、決勝レースに出走できませんでした。また、No.30 apr GR86 GT(永井宏明/織戸 学)は決勝レースのオープニングラップで他車と接触し、そのダメージのためリタイアしました。

FINAL RESULT / GT300 - TOP 6 & MICHELIN Partners

POS.

No.

CAR

DRIVERS

TIRE

TIME / GAP

1

7

CARGUY FERRARI 296 GT3

ザック・オサリバン/小林 利徠斗

YOKOHAMA

1:48'25.277

2

61

SUBARU BRZ R&D SPORT

井口 卓人/山内 英輝

DUNLOP

+ 0'17.452

3

5

マッハ車検 エアバスター MC86 マッハ号

塩津 佑介/木村 偉織

YOKOHAMA

+ 0'23.254

4

45

PONOS FERRARI 296

ケイ・コッツォリーノ/篠原 拓朗

DUNLOP

+ 0'26.623

5

4

グッドスマイル 初音ミク AMG

谷口 信輝/片岡 龍也

YOKOHAMA

+ 0'31.916

6

52

Green Brave GR Supra GT

吉田 広樹/野中 誠太

BRIDGESTONE

+ 0'39.112

retired

30

apr GR86 GT

永井 宏明/織戸 学

MICHELIN

D.N.S.

20

シェイドレーシング GR86 GT

平中 克幸/清水 英志郎

MICHELIN

SUPER GT第5戦 鈴鹿 シェイドレーシング GR86 GT

前戦である第4戦富士では、5月のテストで車両火災に見舞われたところから復活し、開催された2つのスプリントレースをともにしっかり走り切ってみせていたシェイドレーシング GR86 GTでしたが、今大会では決勝レースを前に行われたウォームアップ走行において出火。レースには出走できず、戦わずして第5戦を終えざるを得ませんでした。

この週末の鈴鹿サーキットは折からの猛暑に見舞われましたが、予選日には1万9000人、決勝日には2万9000人ものお客様の来場があり、ピットウォークなどのイベントも盛況でした。レース終了後には、夏の鈴鹿大会の名物となっている花火が盛大に打ち上げられました。

予選でのNo.20 シェイドレーシング GR86 GTは、SHADE RACINGのSUPER GT参戦開始時からチームのリーディングドライバーを務める平中克幸がQ1を担当。自己ベストはトップタイムと1.4秒差でしたが、激戦の中では大きな差であり、予選結果は23位に留まりました。

決勝レースを前に車両などの最終チェックを行うウォームアップ走行の途中、No.20 シェイドレーシング GR86 GTは車両火災に見舞われました。その1時間後にはスタートが切られるレースに出走できる状況ではなく、SHADE RACINGは戦わずしてリタイアを余儀なくされました。

2組に分かれるGT300クラスのQ1ですが、先に行われるグループAのセッションにNo.30 apr GR86 GTは出走。SUPER GT参戦30周年を迎えた大ベテランの織戸 学がアタックを担当しましたが、14台が走ったこのセッションで12番目のタイムをマークするのが精一杯でした。

No.30 apr GR86 GTの予選結果は24位に。迎えた決勝レースのスタートドライバーは永井宏明が務めましたが、オープニングラップで他車と接触。ピットには戻りましたが、車両が負ったダメージは大きく、レース続行を断念せねばならない無念の事態となりました。

思いがけないアクシデントの連続により、決勝レースが始まって間もない段階でミシュランタイヤ装着車の姿をコース上に見つけられなくなる残念な大会となってしまいました。今シーズンも残るは3戦。ミシュランはパートナーチームとともに力を尽くして戦っていきます。

【GT300クラス予選】

予選はQ1とQ2の2段階のセッションが設けられ、Q1の上位車両だけがQ2に進出できるノックアウト方式で行われました。出場台数が多いGT300クラスでは、Q1は2つのグループの走行枠に分けられ、各グループの上位9台までがQ2に進めるルールでした。

今大会のQ1は8月23日の午後3時台に実施され、開始時で気温は34℃、路面温度は43℃のドライコンディションでした。

No.30 apr GR86 GTはQ1のグループAでの出走で、織戸 学がドライブを担当。グループAを走った14台中12番手のタイムをマークしました。

No.20 シェイドレーシング GR86 GTはQ1のグループBに振り分けられました。やはり14台が出走しましたが、平中克幸が乗り込んだ20号車のベストタイムはこのグループBの12番手に相当するものでした。

そして最終的な予選結果では、No.20 シェイドレーシング GR86 GTは23位、No.30 apr GR86 GTは24位となりました。

【GT300クラス決勝】

決勝日である8月24日も連日同様の暑さが鈴鹿サーキットを包みました。

午後2時からは20分間のウォームアップセッションが行われましたが、ここでアクシデントが発生。走行中のNo.20 シェイドレーシング GR86 GTに出火が認められ、ドライブしていた平中克幸は車両を急きょピットインさせました。ピット前に停車したところで大きな炎が上がりましたが、消火作業が迅速に行われ、幸いにも大事には至りませんでした。

ただし、それから1時間後にはスタートを迎える決勝レースに出走できる状況ではなく、SHADE RACINGはここで第5戦の戦いを断念せざるを得ませんでした。

決勝に出走したミシュランタイヤ装着車はNo.30 apr GR86 GTの1台だけになりましたが、同車は1周しただけでレースを終えることになりました。永井宏明が乗り込んだ30号車は、オープニングラップで他車と接触。その周回をなんとかこなしてピットに戻ったものの、ダメージが大きく、早々にレースを諦めることになりました。

■日本ミシュランタイヤ モータースポーツダイレクター 小田島広明のコメント:

「この週末に我々ミシュランは、20号車と30号車の双方に、ハードとエクストラハードのドライコンディションタイヤを用意しました。予選では両車ともエクストラハードコンパウンドを使用しました。決勝に出た30号車が履いていたタイヤは自ずとエクストラハードでした。
 今回のレースは非常に残念な結果に終わりました。シリーズは後半戦に入りましたが、前半戦は必ずしも満足できる内容ではありませんでしたので、後半戦で前進し、来シーズンにつなげていきたいと思っています。今シーズンのSUPER GTにおける我々のタイヤには特にトラブルはなく、安全性の面での進歩は確かにありました。しかし、絶対的なパフォーマンスにおいて改善すべき点があるのは事実です。一方、事前のリハーサルをほとんど行わずに臨まなければならなかった6月の第3戦セパンにおいて、地元のワイルドカード参戦チームが高温のコンディションの中で高いパフォーマンスを発揮したことは我々にとっては収穫で、タイヤの安全性も確認できたと考えています」