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WEC 2026 ROUND 2 SPA-FRANCORCHAMPS

■予選:5月8日/決勝:5月9日

■開催地:スパ・フランコルシャン・サーキット(ベルギー)

■レース時間:6時間

ミシュランタイヤが完璧なパフォーマンスを発揮
BMW M ハイブリッドV8がWECで初優勝を飾る

ベルギーのアルデンヌ地方にあり、コースのアップダウンの大きさから「アルデンヌのジェットコースター」と呼ばれるスパ・フランコルシャン・サーキットにおいて世界耐久選手権(WEC)の2026年シーズン第2戦が6時間レースとして開催されました。ル・マン24時間の前哨戦でもある今大会を制したのはロビン・フラインス/レネ・ラスト/シェルドン・ヴァン・デル・リンデ組のNo.20 BMW M ハイブリッドV8で、このマシンのWECでの初優勝が飾られました。2位にもチームメイトのNo.15 ケビン・マグヌッセン/ラファエル・マルチェッロ/ドリス・ファントール組が入り、ベルギーのチームであるBMW M Team WRTが母国イベントで1-2フィニッシュを決めました。

ミシュランは再生可能素材とリサイクル素材の使用比率を50%にまで高めたMICHELIN Pilot Sportエンデュランスタイヤをトップカテゴリーであるハイパーカークラスの出場全車に供給していますが、この新型タイヤは気象条件が刻々と変化した今大会においてもあらゆる局面で完璧なパフォーマンスを発揮して各ユーザーの走りを支えました。

FINAL RESULT / Hypercar class - TOP 6

POS.

NO.

TEAM

DRIVERS

CAR

TIRE

TIME / GAP

1

20

BMW M Team WRT

R.フラインス/R.ラスト/S.ヴァン・デル・リンデ

BMW M ハイブリッドV8

MICHELIN

151 Laps

2

15

BMW M Team WRT

K.マグヌッセン/R.マルチェッロ/D.ファントール

BMW M ハイブリッドV8

MICHELIN

+ 0'01.969

3

50

Ferrari AF Corse

A.フォコ/M.モリーナ/N.ニールセン

フェラーリ 499P

MICHELIN

+ 0'02.622

4

007

Aston Martin THOR Team

H.ティンクネル/T.ギャンブル

アストンマーティン・ヴァルキリー

MICHELIN

+ 0'05.004

5

7

Toyota Racing

M.コンウェイ/小林可夢偉/N.デ・フリース

トヨタ TR010ハイブリッド

MICHELIN

+ 0'06.015

6

83

AF Corse

Y.イェ/R.クビサ/P.ハンソン

フェラーリ 499P

MICHELIN

+ 0'11.552

RACECARD

FIA WORLD ENDURANCE CHAMPIONSHIP

スパ6時間 ハイパーカークラス優勝 No.20 BMW M ハイブリッドV8

BMWのハイブリッドプロトタイプスポーツカーは2023年にレースデビューし、WECには2024年よりシリーズ参戦していますが、これまでの最上位は2度の2位でした。今大会では、20号車と15号車の2台がそろって高い競争力を見せて6時間レースを戦い、WEC初優勝を1-2フィニッシュで飾りました。なお、耐久レースのトップレベルでBMWのマシンが勝ったのは、ミシュランタイヤ装着のBMW V12 LMRが総合優勝を遂げた1999年のル・マン24時間以来のことでした。

今大会が行われたスパ・フランコルシャンは、高速セクションとテクニカルセクションが組み合わさったコースレイアウトで、タイヤの作動温度は前戦が行われたイモラより高く、タイヤ摩耗の度合いはそのぶん大きいものになります。

予選ではマルテ・ヤコブセンがアタックを担当した94号車が最速。2022年にデビューしたプジョー 9X8が初めてのポールポジションを獲得しました。ただし、決勝での94号車はLMGT3車両のスピンに巻き込まれてリタイアを余儀なくされました。

予選では11番手であったNo.20 BMW M ハイブリッドV8ですが、決勝では1回目の給油量を大胆に減らしてピットストップ時間を短縮することで一気に首位へ。その後はレースの主導権を握り続け、ついにWECで初めての勝利をつかみました。

昨シーズンからWECに参戦しているアストンマーティン・ヴァルキリーですが、これまでで一番の競争力を発揮。007号車が残り3分でトヨタ7号車をかわすと4位でフィニッシュして自己ベスト記録を更新。表彰台目前に迫るところまで来ました。

前戦イモラ6時間を制したトヨタ TR010ハイブリッド。今大会では、小林可夢偉が乗る7号車が終盤まで表彰台を争い5位に。平川 亮が乗る8号車は、一時2番手を走るも、追加のピットストップが必要になる事態に見舞われ10位となりました。

サステナブル材料の使用比率を50%にまで高めた新しいMICHELIN Pilot Sportエンデュランスタイヤですが、ロングスティントにおいて高いグリップ性能の卓越した安定性を発揮し、サステナブル性を上げながら性能の限界も高めるというミシュランの企業ポリシーをまさに体現するパフォーマンスを見せました。