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SUPER GT 2026 ROUND 6 SUGO

■予選:9月19日/決勝:9月20日

■開催地:スポーツランドSUGO(宮城県)

■レース距離:300km(84周×3.586km ※GT300クラスは80周)

前戦優勝のPACIFIC ウマ娘 NAC BMW&ミシュランタイヤが
予選結果から15位もポジションを上げる好走を披露

“ハコ”のマシンによる国内最高峰のレースシリーズであるSUPER GT。その2026年シーズン第6戦が開催されました。スポーツランドSUGOにおいて300kmレースとして行われた今大会にも2台のミシュランタイヤ装着車がGT300クラスに出場し、No.9 PACIFIC ウマ娘 NAC BMW(冨林勇佑/藤原優汰)は12位、No.20 シェイドレーシング RC F GT3(平中克幸/清水英志郎)は25位でフィニッシュしました。

前戦で圧倒的なポールtoフィニッシュを飾ったNo.9 PACIFIC ウマ娘 NAC BMWは、今大会の予選ではサクセスウェイトのハンデが響いて下位に沈みましたが、決勝レースでは競争力の高い走りを続け、コース幅が狭く前走車を抜きづらいスポーツランドSUGOで15位もポジションを上げるという見事なパフォーマンスを披露。今シーズンの残り3つのレースに向けて前向きな材料が得られた一戦となりました。

FINAL RESULT / GT300 - TOP 6 & MICHELIN Partners

POS.

NO.

CAR

DRIVERS

TIRE

TIME / GAP

1

60

Syntium LMcorsa LC500 GT

吉本 大樹/河野 駿佑

DUNLOP

1:59'55.590

2

56

リアライズ日産メカニックチャレンジGT-R

J.P.デ・オリベイラ/木村 偉織

YOKOHAMA

+ 0'06.104

3

61

SUBARU BRZ R&D SPORT

井口 卓人/山内 英輝

DUNLOP

+ 0'07.314

4

666

seven × seven PORSCHE GT3R EVO

スヴェン・ミューラー/渡会 太一

YOKOHAMA

+ 0'29.563

5

18

UPGARAGE AMG GT3

小林 崇志/新原 光太郎

YOKOHAMA

+ 0'36.700

6

11

GAINER TANAX Z

富田 竜一郎/大木 一輝

DUNLOP

+ 0'37.104

12

9

PACIFIC ウマ娘 NAC BMW

冨林 勇佑/藤原 優汰

MICHELIN

- 1 Lap

25

20

シェイドレーシング RC F GT3

平中 克幸/清水 英志郎

MICHELIN

- 1 Lap

SUPER GT第6戦 菅生 PACIFIC ウマ娘 NAC BMW

第5戦鈴鹿大会でのポールtoフィニッシュにより一気に52kgのサクセスウェイトを課されながら今大会に出場したNo.9 PACIFIC ウマ娘 NAC BMW。予選では苦戦しましたが、ハーフウェットの路面コンディションで行われた決勝前のウォームアップ走行ではトップタイムをマーク。路面がドライに転じた決勝レースでも力強い走りを終始展開し、27番手グリッドからスタートしながら12位でフィニッシュするという大幅なポジションアップを成し遂げました。

No.9 PACIFIC ウマ娘 NAC BMWのAドライバーである冨林勇佑(写真左)と、アドバイザリースタッフを務めつつ長丁場のレースではCドライバーとして参加する久保凜太郎(写真右)。前戦の鈴鹿でのレース中の久保はコースサイドで状況観察をしながらアドバイスを送り続け、優勝に貢献しています。

予選はドライコンディションで行われ、No.20 シェイドレーシング RC F GT3は平中克幸のドライブによりQ1グループBで12位、予選総合24位に。No.9 PACIFIC ウマ娘 NAC BMWのアタックは冨林が担当しましたが、サクセスウェイトの影響もあり、Q1グループAで14位、予選総合27位に終わりました。

決勝前のウォームアップ走行は路面が湿り気を帯びた状態で行われましたが、2台のミシュランパートナー車両はともにスリックタイヤを装着して出走。そしてNo.9 PACIFIC ウマ娘 NAC BMWがトップタイムをマークしましたが、その後の決勝レースはほぼドライの路面状態でスタートを迎えました。

今大会仕様のハードタイヤを前半と後半の両スティントで履いたNo.9 PACIFIC ウマ娘 NAC BMWの決勝レースにおけるペースは良好で、オーバーテイクが難しいことで知られるスポーツランドSUGOにおいて、実に15位ものポジションアップを実現。12位でフィニッシュし、ポイント獲得を果たしました。

スリックタイヤは今大会仕様のソフトコンパウンドの一択として臨んだNo.20 シェイドレーシング RC F GT3。決勝レースにおけるタイヤのパフォーマンスは問題なく、20号車のラップタイムは安定していました。ただし、そのレベルは期待どおりとはいかず、25位での完走にとどまりました。

ハーフウェットのウォームアップ走行におけるNo.9 PACIFIC ウマ娘 NAC BMWのトップタイムは、ミシュランタイヤの持ち味をよく表したものでした。また、決勝で大幅なポジションアップを果たした同車のレースペースは、ミシュランが今大会に用意したタイヤの性能を適正に反映したものでした。

【サクセスウェイト】

SUPER GTは、前戦終了時点での各ドライバーの累積ポイントに応じてハンデキャップを課すサクセスウェイト制度を採用しています。そのルールに従い、No.9 PACIFIC ウマ娘 NAC BMWは52kgのウェイトハンデを抱えて今大会に出場しました(もう一台のミシュランタイヤ装着車であるNo.20 シェイドレーシング RC F GT3はノーハンデでした)。

【GT300クラス予選】

予選は、Q1とQ2という2段階のセッションが設けられ、Q1の上位車両だけがQ2に進出できるノックアウト方式で行われました。出場台数が多いGT300クラスではQ1は2つのグループの走行枠に分けられ、今大会における2台のミシュランタイヤ装着車は、No.9 PACIFIC ウマ娘 NAC BMWがグループA、No.20 シェイドレーシング RC F GT3がグループBへの出走となりました。

今大会の予選はすべてドライ路面で実施されました。9月19日の午後2時30分から、気温24℃、路面温度27℃というコンディションのもとでQ1グループAのセッションが10分間にわたって行われ、今大会におけるハード側のコンパウンドのMICHELIN Pilot Sport SUPER GTレーシングタイヤを履いたNo.9 PACIFIC ウマ娘 NAC BMWが登場しました。同車のステアリングを握ったのは冨林勇佑で、2周目のアタックラップで1分18秒819を記録すると、さらにタイムを詰めるべく走行。しかし、わずかにコースをはみ出した影響もあってタイム更新はならず、Q1グループAで14位、予選総合27位となりました。

気温は変わりなく、路面温度が1℃だけ上昇した中、Q1グループBは午後2時48分にスタート。No.20 シェイドレーシング RC F GT3には平中克幸が乗り込み、1分18秒848という自己ベストをマークしました。これにより同車はQ1グループBで12位に。決勝レースはGT300クラスの24番手グリッドからスタートすることになりました。

【GT300クラス決勝】

決勝日である9月21日は、午前中に小雨が降り続きましたがお昼前に止み、正午からの20分間にわたるウォームアップ走行は、ハーフウェットから乾きが進んだ状態の路面での実施に。ここでは、ミシュランタイヤを履くNo.9 PACIFIC ウマ娘 NAC BMWがトップタイムをマークしました。

その後、路面は一段と乾いていき、午後1時30分の決勝レース開始時刻を迎えたときには、コースの端はまだ湿っているものの走行ライン上はほとんど乾いた状態に。気温は24℃、路面温度は25℃というコンディションでした。

24番手グリッドにつけたNo.20 シェイドレーシング RC F GT3には清水英志郎が、27番手グリッドにつけたNo.9 PACIFIC ウマ娘 NAC BMWには藤原優汰がそれぞれ乗り込んでスタートを切りました。しばらくは、No.20 シェイドレーシング RC F GT3は予選順位と同じ24番手を、No.9 PACIFIC ウマ娘 NAC BMWは予選順位からひとつ上の26番手を走りました。

9周目、良好なペースで走るNo.9 PACIFIC ウマ娘 NAC BMWがNo.20 シェイドレーシング RC F GT3をパス。その翌周にはNo.30 トヨタ GR86 JAF-GT300もかわしていきました。

その後、2台のミシュランタイヤ装着車はそれぞれコンスタントに走行を続けました。すると、No.9 PACIFIC ウマ娘 NAC BMWが20番手まで浮上した24周目にGT300車両とGT500車両の接触事故が発生し、その処理のため30周目までセーフティカーが導入されました。

31周目にレースが再開されると、藤原がドライブするNo.9 PACIFIC ウマ娘 NAC BMWはなおも好ペースを維持し、40周を走ったところでピットイン。スタート時と同じハードコンパウンドのフレッシュタイヤに履き替えました。

No.9 PACIFIC ウマ娘 NAC BMWの後半スティントを担当した冨林も攻めのドライビングを見せ、上位車両に匹敵するラップタイムで走り続けました。そして、GT300クラスの全車がルーティンのピットストップを終えた時点で、No.9 PACIFIC ウマ娘 NAC BMWは14番手にまで順位を上げていました。同車の追い上げはなおも続き、レース終盤にさらに2つポジションを上げて12位でフィニッシュしました。

一方、No.20 シェイドレーシング RC F GT3は、清水が担当した前半スティントのうちにひとつ順位を挽回し、46周目終了時にピットストップを実施。給油とドライバー交替、そし4輪すべてのタイヤ交換を行いました。

No.20 シェイドレーシング RC F GT3の後半スティントを担当した平中克幸は懸命なドライビングを続けました。しかし、競争力のあるペースで走ることは難しく、残り2周というところでポジションをひとつ落とすことも余儀なくされ、25位でレースを終えました。

■日本ミシュランタイヤ モータースポーツマネージャー 小林史礼のコメント:

「この週末に向けてミシュランは、ドライコンディション用タイヤに関しては、9号車には今大会におけるミディアムおよびハードの2種類のコンパウンドを、20号車には今大会におけるソフト仕様のコンパウンドのみを用意しました。9号車は結果的に、週末を通してハードコンパウンドを使用しました。また、雨に備えてフルウェット用のレインタイヤとダンプ(※路面が湿った状態)用タイヤを持ち込んでいましたが、9号車も20号車もウェットタイヤを使用することはありませんでした。
 今回のレースウィークで目を引いたのは9号車のパフォーマンスです。前戦の鈴鹿大会での優勝を受けての重いサクセスウェイトを搭載し、かつ、追い越しが極めて難しいことで知られるスポーツランドSUGOにおいて後方からのスタートとなりましたが、それでも12位まで順位を上げてみせました。我々ミシュランとしては、コンディションに的確に適合したタイヤを供給できたことがこの結果に貢献したと考えています。一方、20号車については、いくつかの課題は残るものの、レース序盤から安定したラップタイムを刻んでいました。残念ながら好成績には結びつきませんでしたが、タイヤの性能は十分に発揮されたと考えています」